ジャッキー・チェンのおかげです。クォーター香港人の語学ヲタクの日々

成龍好きから、何故かマルチリンガルになった私の日々の外国語格闘記と外国語に対する思いをつらつら書き綴っています。

それは親切?

今、羽田空港に向かっている。

先程、外国人の子供達に、無理やりお菓子をあげようとしている日本人の高齢者女性がいて、怖くなった。

日本人の子供にもあげようとしている光景を見かけるけれど、本当に怖い。

理由は、

1.アレルギー。子供は自分が何のアレルギーか知らない場合も多いし、アレルギーが何であるかも知らない場合もある。

アレルギーは好き嫌いと言う自分の嗜好ではない。下手したら死ぬし、重いと何日も入院したり寝込む。


2.宗教上の問題。

日本のお菓子の多くにはパークエキスが使われている。

イスラム教徒に、豚は禁止。もちろん知らないで食べたのは許されるけど。

でも、イスラム教の子供が、ポークエキス入りのお菓子を食べて、その美味しさを知っても二度と食べられないとなると、与えた方は残酷だと思う。


3.親の食育の考え。

オーガニックのものしか与えないとか、お菓子は食べさせないとか、いろいろな考え方があって、それはその人達の人生だから、それはそれでいいと思う。

家族ごとにルールやマナーはあると思うし、それで他の人達に迷惑をかけなきゃいいと思う。

そんな家庭で育った子にお菓子を与えて、美味しいと思っても、二度と食べられるかどうかわからないので、それも残酷なんじゃないかなと思う。


4.知らない人に食べ物をあげる習慣はない。

あるとしたら、下心がある場合だよね。

だいたい外国人にとったら、何が入っているかわからないものを喜んで受け取れないと思う。

これは日本人が海外に行った時も同じだと思う。

老若男女問わず、犯罪者はいる。

不審者に思われないように、知らない人、それも言葉が通じない人には、自分の好意の押し付けはしない方がいいんじゃないかな?


そんな事を思った。