ジャッキー・チェンのおかげです。クォーター香港人の語学ヲタクの日々

成龍好きから、何故かマルチリンガルになった私の日々の外国語格闘記と外国語に対する思いをつらつら書き綴っています。

同じ言葉違う文字

パンジャーブ語がインドとパキスタンでは、違う文字が使われている事を前に書いた。

ウルドゥー語を習っていた事がある。

ウルドゥー文字と言うアラビア文字に似ている文字、正確に言うとペルシャ語の文字を使っているけれど、ヒンディー語と変わらないと言う言葉。

読めるし、ヒンディー語も勉強したので、勉強してみた。


反対に中華圏の言葉は同じ漢字を使っているのに、違う読み方、文法も違う言語もある。

簡体字なら、ちと上海語、簡体字なら広東語と台湾語を勉強した。

北京、上海、大連の語学学校で1週間程度の個人レッスンを受けたし、台湾師範大学の3週間コース、台北の語学学校2カ所でも勉強したけど、中国と台湾では同じ漢字なのに、読み方が違う単語があり、かなり衝撃を受けた。

中国語の漢字は基本的に1つの漢字には1つの読み方しかないので。

そして、中国語は、中国では漢語、普通語、台湾では國語と言われる事が多い。

中国語を勉強した事がない人達は、「北京語」と言ったり、日本で売られている中国語の学習書にもそう書いているのもあるけど、大間違いですから!


このように、同じ言葉なのに違う文字を使うとか、同じ字を使うのに違う言語が面白いなあと思ってしまう。

一体、いつからそうなったのだろう?

パキスタンのパンジャーブ語話者とインドのパンジャーブ語話者が話したら、お互いに国籍に気づかずに話すのか?

それともブリティッシュ英語とアメリカ英語のような発音の違いがあるのか?

などなど知りたい事だらけ。

こんな風に自分にとって面白いと感じると、ちょっと勉強したくなる。

深煎りするかどうかは、その言語との相性かな?


画像はポルトガル🇵🇹のファチマ。