翻訳者の世界
文学でも映画でも舞台でも、外国語の場合、翻訳されているので、翻訳者が翻訳ミスをするとアウトだと思う。
有名な話だけど、映画で「Big apple」を「大きいリンゴ」と誤訳した某大御所がいらっしゃいます。
文脈によるけれど、この場合は、「ニューヨーク」の意味。
各州、いろいろな都市にニックネームがあるんだけど、大御所はご存知なかったらしいと、某Blogで読んで、ビックリした。
今は、帰国子女とか留学した人達、海外に長く住んでいた人達とかが多いから、誤訳したらすぐにわかっちゃうけど、私が子供の頃は、そう言う人達が少なかったから、誤訳天国だったかも。
私も、法廷ものとか病院ものとか、特殊な言葉をたくさん使った映画やドラマは日本語でもチンプンカンプンだけど、日常的なものなら、だいたいわかるので、字幕と比べて?と思う事もある。
本も、村岡花子さん訳の「赤毛のアン」シリーズが大好きで全巻読んだけれど、実は「赤毛のアン」シリーズには、シェークスピアとかいろいろな文学作品が散りばめられていて、平成になってから、そう言う事も詳しく書いたアンシリーズが出て、読んでみると、村岡花子さんの訳とはまた違うなあと思う。
私は、読売新聞社から出ていた「ナンシー・ドリュー」が大好きだったけれど、アメリカで留学した大学に、その翻訳をしたご夫婦が授業を持っていて、ご自宅にお伺いして、一緒にお点前をさせていただいたという嬉しい経験がある。
大好きなシリーズを日本に紹介してくださったご夫婦にお会いできたのは、夢のようなだった。
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