ジャッキー・チェンのおかげです。クォーター香港人の語学ヲタクの日々

成龍好きから、何故かマルチリンガルになった私の日々の外国語格闘記と外国語に対する思いをつらつら書き綴っています。

今さら?

某語学を習い始めて、1年半。

初級と初中級のダブル受講をしている。

前期までは、ダブル受講している人が私の他に2人いらしたけれど、今期からは私の他には1人だけ。

もう1人は、誰の目から見ても、既に1年前から初中級についていかれるレベルではなかった。

でも、進級テストがあるわけでもなく、自己判断だから、その人は合わないレベルに居続けていた。

その人が、この間、初級のクラスの始まる前に、「全然、わからない!」と言い出して、逆ギレしてた。

えー?今さら?

その文法項目は、サマースクールと合わせて、3回目なのに、今さら?

半年勉強した時点でわからないと言う事は、その先もわかるわけがない。

勉強は積み重ねだから。

わからないまま、1年以上、授業に参加していたなんて!!

指されてもわからなくて、挙げ句、「自分はこの教室にいないものとしてくれ!」とおっしゃっていたので、相当、わからない部分があるとは思っていたけれど。

3回同じ授業を受け、ちゃんと宿題もして、復習もしているようだけど。

うーん。


人には理解できる事と理解できない事があるんだと思う。

脳の構造とか、学生時代に勉強してきたかどうかとか。

大人になっても、勉強の仕方がわからない人もいらっしゃるから。



私が通っていた某語学学校、今も通っている某語学学校では、中級レベルまで進んだ事は進んだけれども、中級レベルの実力がついていない人達には、先生がはっきり言って、レベルを落としたと言うか、その人のレベルに見合ったクラスに行くようにおっしゃっている。

もちろん、本気でその語学を身に付けたい人達は、先生のアドバイス通りのクラスにしている。

それが厳しいと思うかどうかはその人の受け取り方次第だと思う。

私は、その人の能力と性格によるかなと思う。

自分のレベル以上のクラスにいても、頑張り続けて、そのレベルになれる人。私が成均館大学の3週間コースを受講した時は、正にこれだった!

わからないからと諦めて、ただ授業に来て、座っているだけの人もいる。

これは明らかに時間とお金の無駄遣いだと思うけれど、ご本人には変なプライドがあるから、途中から不参加と言う事はプライドが許さないらしい。

そう言う人に、自分に合うレベルに移るようにアドバイスしたら、逆恨みされます!実際にそう言うのを何回も見てきましたので。


趣味の授業では、わざわざ進級テストはないし、そんな事をしたら、クラス成立せずに、学校も先生も収入が減るからしない。

テストがある事=厳しいと勘違いする人達もいる。

何年も何年も通って、クラスは中級なのに、実力は初級なんて人達とも、ご一緒した事があるけど、自分のいるクラスのレベルよりも、自分の実力の方が大切だと思うんだけどなあ。