ジャッキー・チェンのおかげです。クォーター香港人の語学ヲタクの日々

成龍好きから、何故かマルチリンガルになった私の日々の外国語格闘記と外国語に対する思いをつらつら書き綴っています。

母国語や母語

母国語と母語は違うけれど、それを知っている人はどれだけいるのだろう?

私は日本の短大は国文学専攻で、日本語教師の資格も取ったので、日本語を言語としても学んだ。

それはマルチリンガルになる為に。

何故なら、日本語で知らない事は外国語で理解できないから。

そして、外国語を話すのなら、まずは母国語である日本語をきちんと話したいと思ったから。

これは、初めての海外旅行で15歳でアメリカに行った時に思った事。

日本語話者だからと言って、正しい日本語を使えているわけではない。

こんにち「は」なのに、こんにち「わ」と書く人。

そのと「お」りなのに、そのと「う」りと書く人。

表記と発音が違うから、小学生の時に習ったのになあ。

ら抜き言葉や敬語が正しい話せないのに、外国語を話せるようになりたいと言われるとちゃんちゃら可笑しいと思う。

日本語が流暢な外国人に謝れよと思う(苦笑)

日本語の敬語は対象敬語なので、韓国語の絶対敬語よりも難しい。

何故なら、対象敬語は日本の社会や習慣、風習がわかっていないと使いこなせないから。


ここまで読んで「?」になった日本語話者は、ぜひ日本語を勉強しなおして欲しい。

まあ正確に言うと、日本人が学校で勉強したのは「国語」で、外国人が勉強しているのは「日本語」なので、文法や動詞の教え方が違うんだけれど。

でも、日本人は小学校から高校までの12年間、授業で「国語」を勉強したので、その復習をしっかりすれば、正しい日本語の読み書きと会話はできるはず。