北と南、中国編
黄飛鴻、ウォンフェイホンと言えば、広東省佛山に実在した医者であり、功夫も素晴らしかった正義の人らしい。
それで、映画にもなり、成龍も「酔拳」、「酔拳2」で演じている。
でも、一番有名なのは、ジェット・リーの演じた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」、略して「ワンチャイ」。
この映画の大ヒットで、ジェット・リーは大スターになったけれど、中国と比べて、香港の方がギャラが高いのと急に人気者になったので、アクションもまじめにやらなくなり、とうとうツイ・ハークから首を言い渡させたんですよね。
その次の卓さんも中国出身。
亡くなった艶梅芳、アニタ・ムイの最後の恋人でした。
歳も離れているし、キャリアも人気も差がある彼を、アニタはよく育てたと思います。さすが姐さん!
上海にプチ留学していた時にアニタの追悼番組をしていて、卓さんが出たのですが、泣いている姿を見て、私まで大泣きしました。
さて、中国には大きく分けて、北拳と南拳があります。
北は騎馬民族で、馬に乗って戦うので、上半身を使った戦い方が発達しました。
反対に南は船に乗る事が多かったので、下半身を使った戦い方が発達しました。
酔拳なんかは、下半身が強くないとできませんよね。
広東省も香港も南なので、南拳です。
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