アテネフランセ
タヒチには、子供の頃から憧れがあった。
ゴーギャンの絵に惹かれたから。
私が愛用している旅行社があって、そこの創立30周年記念で、タヒチのモーレア島の水上コテージに泊まるツアーがあって、信じられない安い金額だったので、申し込んだ。
やっぱり憧れの土地に行くのだから、現地の言葉を話したい!
タヒチ語とフランス語。
タヒチ語の本は何冊か買い求めたけれど、教えてくれる人が見つからなかった。
そこで、フランス語。
実はフランス語は短大の時の第3外国語で勉強していた。ちなみに、第2外国語は中国語だった。
でも、所詮は大学の授業。
日本人の先生だったし、短大の授業としての1年では大して話せるようにはならなかった。
フランス語と言えば、アテネフランセ。
そこで、プライベートレッスンを受ける事にした。
受講目的は、もちろん「タヒチに行くので、喋れるようになりたい!」
フランス語の老舗で、そんな事を言った人は初めてだと思う。
だからなのか?、先生は外国人にフランス語を教える資格を持ち、日本語能力検定1級合格者のフランス人になった!!
英語とイタリア語が話せるのを知った先生は、ドンドン私にフランス語の単語を聞いてくる。
もちろん、知らないので、イタリア語をフランス語風に言ってみたら、近かった事もよくあった(苦笑)
詐欺師のような気分だった。
その先生は、教科書を使わなかったので、板書が忙しかったのを記憶している。
レッスンが始まってすぐに何度目かのフランス旅行に行き、初めてフランス語の会話が成立した時は嬉しかった。
今まで挨拶はしていたけれど、挨拶と会話は別物だからね。
タヒチも、1年間でタヒチ島とモーレア島に3回行けた。
タヒチで、アテネフランセで教えてもらったフランス語を存分に使った!
先生が、インターナショナルスクールで教える事になり、私の希望する曜日や時間帯に教えられなくなったので、フランス語は辞めた。
一応、目標達成したから。
画像は、2016年1月20日のタヒチ、モーレア島。
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