ジャッキー・チェンのおかげです。クォーター香港人の語学ヲタクの日々

成龍好きから、何故かマルチリンガルになった私の日々の外国語格闘記と外国語に対する思いをつらつら書き綴っています。

新加波人!

「シンガポール人なのね。」


どう見ても南方人なのに、北京訛りの中国語を話すし、英語と広東語の方が話せる。

この人、何人?

そうか!シンガポール人なのね。


だいたい、私と話したアジア人は、こう言う。

「日本人ですけど?」と言っても、ジョークにしか思われない(苦笑)

なんでやねーん?

たしかに、海外に出ると日本人はカモられるから、日本語は話さないように、写真は撮りまくらないようにしているけれど。


シンガポールは、1982年、高2の時に行ったきり。

まだまだ世界の半分も行っていないので、今世はもう行かないかも知れないけれど、ひょっとしたら、シンガポールに私のドッペルゲンガーがいるかも知れないw

語彙を増やす

日本語で知らない事は、外国語で言われてもわからない。

当たり前だけど、それがわからない人達も多いと思う。


つまり日本語の語彙以上に、外国語の語彙が増える事はあり得ない。


日本語の語彙を増やすには、どうしたらいいのこ?

それは、読書。

文学作品には、日常会話に出てこない語彙や表現が出てくるから。


これは、小学生相手の作文教室で教わった事。

幸い、私は子供の頃から、読書大好きの活字マニアで、いつも鞄には何かしらの本が入っている。

日本の短大でほ、国文学専攻だったから、古文も漢文も読むし、アメリカの大学では演劇科で演出専攻していて、心理学が副専攻だったから、演劇関係の本も読めば、心理学関係の本も読む。

ピアノと声楽と絵画といろいろな民族舞踊やバレエ、フラダンスを習っていたら、芸術関係の本も読むし、その文化関係のわかる本も読む。

漫画も読む。

雑食w


でも、そう言う風に、いろいろなジャンルの本を読む事によって、確実に語彙も表現も知識も増えていく。


語彙も教養って、自分次第でいくらでも増やせるんです。



画像は、2014年7月25日、フランス、パリ。

フランスに初めて行ったのは、1987年10月。

それ以来、5回、行ってます。

文法は必要ない?

そんな事を言う人は、日本語もまともに話せないんじゃないかと思う。

時制がわからなかったら、過去も現在も未来も使い分けられないよ。

伝聞、推量、可能、疑問文、否定などなど。

わからないと話せないと思う。

ただの単語の羅列で満足なら、それはそれで良いと思うけれど、年を考えると、日本語も外国語も正しく美しく話したいと思う。


日本語では、「お里が知れる」と言う言葉がある。

どんな単語、どんな言葉遣いをするかで、その人の育ちや教育レベルがわかってしまう。

ちょっと歳上の女性で、敬語も使えずに、「そうだろ?」などと男性言葉を使う方がいらっしゃるけれど、美しいとは到底、思えない。

若い子なら、ものを知らないで済まされても、私達、中高年は、そうはいかない。

まして、語学を勉強中の身なら、もっと言葉は大切にしたいと思う。

その為にも、文法を勉強する事は大切だと思う。



画像は、2013年12月27日、アブダビ空港。

キプロスに行くためにトランジットしたのでした。